高濃度ビタミンC点滴とは
ビタミンCはメラニン色素の形成を抑制することによる美白効果、コラーゲンの生成による肌のハリ、シワやたるみの予防効果があります。そのほか、免疫力を上げることで風邪、疲労時の体調改善にも効果的です。
最近ではビタミンCの酸化の際に発生する過酸化水素作用による癌治療、癌予防にも使用されています。
抗がん剤や温熱療法とも併用可能です。
ビタミンCを直接血管から体内に注入することでサプリメント(経口摂取)などに比べてビタミンCの血中濃度を飛躍的に高くすることが可能です。
※ 高濃度ビタミンC50g以上の点滴をされる方はG6PD欠損症の検査を行います。
治療が受けられない方
腎不全、透析をされている方
G6PD欠損症(※)の方
※ G6PD欠損症とは:G6PD欠損症は、伴性遺伝の形式をとる先天異常です。赤血球は酸素と結びついているために酸化されやすい条件にあります。酸化を防ぐのに重要なのが、還元型グルタチオン(GSH)とNADPHです。G6PDが欠損するとNADPHの産生が不良になるために、何かしらのきっかけで酸化的侵襲により 赤血球膜が破壊され、溶血性貧血を起こします。本症は基本的には無症状です。溶血を誘引するのが、薬、細菌感染症、ソラマメなどなので、これらを避けることが重要です。高濃度ビタミンCは溶血を誘引します。
稀な副作用
腫瘍出血(腫瘍が巨大で進行性の場合)
腎機能障害
溶血(G6PD欠損症の場合)