乳酸ミルキーピーリング
適応症状・効果
- ニキビ
- ニキビ跡
- 毛穴の開き
- シミ
- くすみ
- 毛孔性苔癬
乳酸ミルキーピーリングとは
デルファーマ社製のダーマラクト、天然L型乳酸(AHA)20%、30%、40%を用いて角質層〜表皮〜真皮を剥離、新陳代謝を促し、皮膚の再生、若返りをはかります。
前処置としてエンザイマジェル(角質軟化酵素ジェル)を塗布し、ピーリング効果を高めます。
L型乳酸は天然の乳酸に多く存在するD型よりも、角質層のセラミド生成促進やチロシナーゼ生成抑制によるメラニン生成抑制が優れていることが知られています。
乳酸はグリコール酸と比べて分子が大きいため、皮膚の浅いところに作用します。
刺激が少なく、蓄積された古い角質を溶かすことで、表皮の細胞は活性化し、皮膚のターンオーバーを正常にします。
乳酸ミルキーピーリングは、ニキビの原因の一つである毛穴の詰まりを防ぎます。
皮脂の排出がスムーズになり、アクネ菌の繁殖抑制、炎症(赤ニキビ)や化膿(黄ニキビ)、ニキビ痕の予防にも効果的です。
メラニン生成抑制による色素沈着や肌の色むらの改善、肝斑にも効果的です。
乳酸ミルキーピーリングに加えてビタミンC導入を併用されると更に美白効果を高めます。
セラミドは皮膚の角質層で、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱えこんでいるような存在(細胞間脂質)です。皮膚のうるおいに欠かせない働きをします。
セラミドの生成が促されることで、皮膚のバリア機能の向上に効果的です。
当院では、20%、30%、40%の乳酸濃度があり、皮膚の状態や治療目的に応じて濃度を決定していきます。
施術時間
20分程度
おすすめ頻度
2~3週に1度、6~10回の施術が効果的です。
副作用
皮膚にピリピリといった刺激を感じる場合があります。
皮膚の皮むけ、赤み、かゆみが出る場合があります。